クレジットカード比較の達人

クレジットカードの国際ブランド

クレジットカードの5大国際ブランド(VISA、Mastercard、AMEX、Diners Club、JCB)の特徴とカードブランドの使い勝手、世界的な優待サービス網などを比較解説しています。

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クレジットカードの国際ブランド

| 各国際ブランドの特長近年の動向国際ブランドの優待サービス網比較

国際的に使える主要なクレジットカードのブランドは、VISA、Mastercard、American Express(AMEX/アメックス)、Diners Club(ダイナースクラブ)およびJCBです。これらは、「5大国際カードブランド」と呼ばれています。

カードブランドの特徴

国際カードブランドは、大きく分けて「決済カード(ペイメント)」と「T&Eカード」の二つのタイプに区分されます。

1.決済カード(ペイメントカード)

VISAMastercardは、商取引を迅速かつ安全にする「決済カード」として、世界最大の電子決済ネットワーク(加盟店舗数は、2018年現在、VISA=世界200ヵ国以上4,600万店以上、Mastercard=世界210ヵ国以上4,330万店以上を構築しており、利便性に優れています。

なお、VISA、Mastercardを運営管理するVISA International、Mastercard Internationalは、両社とも、自らはクレジットカード発行業務を行っておらず、VISAカードおよびMasterカードの発行は、各々のブランド運営元から発行ライセンスを受けた、世界の多数のクレジットカード発行会社(カード・イシュアー)によってなされています。

VISA InternationalやMastercard International自体が企画している優待サービスもありますが、規模的にはそれほど大きいものではありません。そのため、VISAカードおよびMasterカードの優待サービスは、カード発行会社がそれぞれ独自に用意しているサービス内容を確認するべきです。

2.T&Eカード(トラベル&エンターテイメントカード)

AMEXDiners ClubJCBは、「T&Eカード」と呼ばれ、ホテル・レストラン・ゴルフ場・レジャー施設など旅行とエンターテイメント(T&E)関連での利用を主眼においた加盟店舗網を構築するとともに、T&Eサービスを充実させています。

AMEXおよびDiners Clubを運営するアメリカン・エキスプレス・インターナショナル(American Express International Inc.)およびダイナースクラブ・インターナショナル(Diners Club International)のプロパーカード(自社発行カード)は、海外では、翌月一回払いを原則とする「チャージカード」としても知られています。※VISA/Mastercardは、リボ払いを主とする「クレジットカード」として区分されています。

両ブランドのプロパーカードは、「チャージカード」であることにくわえ、世界の各国において、他社ゴールドカードの標準を超えるカード年会費を設定、かつ世界共通デザインの採用をすることで、世界のステータスシンボルとしてのブランドイメージづくりに成功しています。
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もちろん、両ブランドは、単なるステータスシンボルというだけではなく、その高額年会費に見合うだけのハイレベルな各種付帯保険および充実のT&Eサービス網を世界的に構築しており、世界で活躍するエグゼクティブにとっては、コストパフォーマンス的にも優れたカードであるともいえます。

なお、アメリカン・エキスプレス・インターナショナル, Inc.およびジェーシービーは、自社ブランドのカード発行ライセンス供与も行っており、カード他社発行のAMEXカードやJCBカードも存在します。

ジェーシービーは、JCBカードを、国内においては、最大加盟店舗数を誇る「決済カード」として、国際的には国内外で使える「T&Eカード」として事業展開しています。

●カードブランドの使い勝手

日常の暮らしにおいて、どこでも使える利便性という観点では、加盟店舗数の大きいVISA、MastercardおよびJCB(国内)が優れています。また、これらの3ブランドは、店頭およびネット決済での安全性を高める「ICチップ」および「本人認証サービス」をいち早く導入するなど、セキュリティ面にも力を入れています。

旅行やエンターテイメントを楽しむという観点では、T&Eサービスが多彩なAMEX、Diners ClubおよびJCBがお勧めです。

とくに、AMEXは、世界に広がる優待特典網ならびに世界140カ国で緊急時のアシスタンスを含み、トラベルをサポートする「アメリカン・エキスプレス・トラベル・サービス・オフィス」(現地語もしくは英語での対応)を整備しています。これらのサービスは、アメリカン・エキスプレス・インターナショナル, Inc.が発行するアメリカン・エキスプレスのカード会員はもちろん、(株)クレディセゾン、三菱UFJニコス(株)、(株)エムアイカード、楽天カード(株)また各社が提携するカード会社/フランチャイジー会社が発行する、アメリカン・エキスプレスのカード会員も、「アメリカン・エキスプレス・コネクト」でアナウンスされている優待特典ならびに「アメリカン・エキスプレス・トラベル・サービス・オフィス」を利用することができます。

さらに、アメリカン・エキスプレス・インターナショナル, Inc.発行プロパーカードは、空港での手荷物無料宅配サービスをはじめ心にゆとりをもたらす「ストレスフリートラベル」特典や、海外から24時間通話料無料で現地情報やチケット予約、緊急時アシスタンスなどのトラベルサポートを日本語で提供する「グローバル・ホットライン」など、比類のない独自のトラベル特典を提供しています。

ジェーシービーも、カードの発行元を問わず、JCBカードへの共通サービスとして、2018年10月30日現在、世界の20都市・エリア別の旅行情報サイト「たびらば旅LOVER」や、海外旅行先での日本語対応サポートデスク「JCBプラザ ラウンジ」(海外8都市)と「JCBプラザ」(海外32都市)を用意しています。とくに、「JCBプラザ・ラウンジ」のきめ細かなサービスには定評があります。

近年の動向

国際カードブランドの「決済カード」か「T&Eカード」という枠組みは、カードブランドのビジネススタンスとして存在するものの、近年、それらがカード会員向けに提供するサービスの差異は、小さくなってきています。

●T&Eサービスの充実化を図るVISA/Mastercard

VISA、Mastercardはともに、単なる従来型の決済カードにとどまるのではなく、T&Eサービスにも力を注ぎ始めています。
たとえば、両カードブランドは、すでに、それぞれ独自の優待サービス網を構築しており、

VISAカード会員は、Visaのお得なキャンペーン・優待(ハワイ・グアム、アジア、ヨーロッパ)、
Mastercard会員には、プライスレス・シティ

が用意されています。

もっとも、これらの優待サービス網だけでは、ホテル・レストランに強固なサービス網を確立しているアメリカン・エキスプレスの優待サービス網とは、まだまだ比較になりえなかったのですが、VISA、Mastercardもこれだけにとどまっているわけではありません。

とくに、Mastercardは、近年、T&Eサービスの充実化を推進しています。

また、2008年11月1日より、Mastercardゴールド会員向けのサービスサイト「Mastercard Gold オファー」を立ち上げ、旅行・レストラン・ゴルフ・大変型メニューなどの多彩なサービスを優待価格で提供するサービスを提供しています。

2018年10月現在、Mastercardゴールド会員向け「Mastercard Gold オファー」は、Mastercardプレミアム会員向けサービス「Taste of Premium」の中に組み込まれています。

■VISA/Mastercardのプラチナ会員向け特典

さらに、VISA、Mastercardとも、アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カードのサービスに対抗して、自社ブランドのプラチナカード会員向け「コンシェルジュサービス」や高級T&Eサービスの企画・運営も行っています。

VISAプラチナカードおよびMastercardプレミアムカードホルダー(プラチナカード・ワールドカード)限定サービス「Taste of Premium」のサービスは、それぞれ公式ページに公開されています。

●加盟店舗網の拡大を進めるAMEXとDiners ClubおよびJCB

JCBは、2000年にアメリカン・エキスプレスと日本および海外5ヵ国での加盟店業務についての提携を締結しました。
さらに、2006年2月8日、JCBはダイナースクラブと国内加盟店舗事業での業務提携を締結しました。

そのため、2024年現在、AMEXならびにダイナースクラブのカードは、日本国内のJCBカード加盟店でも利用可能となっています。

2006年8月23日、JCBは米国Discoverとの日米両国における双方の加盟店ネットワーク開放に関する契約をに締結し、2007年秋より、米国内Discover加盟店でのJCBカードの利用を拡大してきました。

JCBと中国銀聯は、2003年に中国銀聯による中国国内でのJCBブランドカードの加盟店業務開始を皮切りに、2006年には日本国内のJCBが提携する金融機関のATMで銀聯ブランドカードによる日本円引き出しサービスを開始、さらに、2010年には日本国内での銀聯ブランドカードの加盟店業務をJCBが開始するなど、中国銀聯・JCB双方のお客様の利便性向上を目的とし、両社の提携関係を深めています。

Nilson Reportによると、2023年9月30日現在、国際ブランドの加盟店数は、
VisaとMastercard=1億3,000万店
American express=1億1.900万店
Discover=1億100万店
銀聯(UnionPay)=1億店
Diners Club=5,100万店
JCB=4,600万店

となっています。
なお、JCBカードは、米国のDiscover加盟店をはじめ、オーストラリア、ニュージーランド、カナダのAMEX加盟店、中国国内の銀聯加盟店でも利用することができます。

ダイナースクラブカードは、世界200以上の国と地域のディスカバー加盟店でも利用することができます。

クレジットカードの優待サービスの詳細解説はこちら≫

■国際カードブランドの優待サービス網比較

上記5大国際カードブランドの優待サービス対象国・地域の比較表です。

※WEB上で確認できる優待サービス対象国数です。WEB上にアップされていない優待サービスも多数あるため、実際の優待サービス対象国数は、これより多くなります。(とくに、アメリカン・エキスプレスとダイナースクラブ)

AMEX:「LIVE THE WORLD
ダイナースクラブ:「Diners Club Privileges
VISA:「VISA優待」、 Mastercard:「プライスレス・シティ」
JCB:「たびらば(旅LOVER)」

対象地域 AMEX1 Diners Club2 VISA2 Mastercard2 JCB2
北米・カリブ海 0 9 0 3 2
中南米 0 13 0 2 0
ヨーロッパ 0 28 5 11 7
中東 3 0 1 0
オセアニア・太平洋
(ハワイ・グアムを含む)
2 5 2 3 8
アジア 12 13 5 6 10
アフリカ 0 4 0 1 0
トータル 12 76 12 27 27

1 2020年12月8日現在
2 2018年10月17日現在

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最終更新:2024年4月24日

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