デビットカードの特徴と人気デビットカード一覧

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デビットカード

｜主な特徴｜J-Debitとの違い｜国際キャッシュカードとの違い｜人気デビットカード一覧｜

デビットカードは、三菱ＵＦＪ銀行やスルガ銀行などの各金融機関（銀行）が口座開設者を対象に発行するカードで、クレジットカードと同じように世界中のVisaやJCBマークのあるお店で使えます。

クレジットカードの場合、家族会員にも原則「高校生を除く18歳以上」という入会基準が設定されており、高校生はクレジットカードを持つことはできません。（※）
ところが、デビットカードは、カード発行会社によって発行対象年齢が異なり、クレジットカード会員基準より低い年齢の方に発行される場合があります。実際のところ、大半のデビットカードは、満15〜16歳以上であれば高校生も申し込み可能です。

銀行口座開設にはクレジットカードのような発行審査（与信審査）もありません。クレジットカード発行審査に通らない方は、デビットカードをつくってクレジットカード代わりに利用するという選択肢もあります。

※2008年1月現在、NICOSカード、JALカード、DCカードは、留学目的（DCカードは修学旅行目的も含む）で海外渡航する場合に限って、15歳以上の高校生にも家族カードを発行するサービスを実施しています。

【2013年12月1日追記】アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード会員の方からの情報提供によると、アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カードでは、16歳のお子様が海外旅行へ行かれる際に、家族カードを発行してもらったとのことです。アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カードの家族カードなので、プライオリティ・パスのプレステージ会員にも無料入会できたとのことです。
※アメリカン・エキスプレス®の公式サイトでは、ゴールド・カード会員以下の家族カードの入会資格は「配偶者、ご両親、18歳以上のご子息・ご令嬢等」と明記されています。

●デビットカードの主な特徴

１．クレジットカードと同じようにショッピングで使えます

インターネットでもお店でも、世界中のＶｉｓａやＪＣＢ加盟店でクレジットカードと同じ機械に通し、暗証番号を入力（またはサイン）するという手順で使えます。

※クレジットカードの仕組みを使って決済されますので、レシートにも原則「クレジット」と印字されます。
※高速道路、ガソリンスタンド等、一部のVisa／JCB加盟店では利用できないことがあります。

２．海外ATMから現地通貨を引き出せます

VisaデビットカードはVisa/PLUSマークのあるATM、JCBデビットはJCBマーク(※)のあるATMから現地通貨を引き出すことができます。
クレジットカードの海外キャッシング枠は、通常5〜30万円（学生の方は0〜5万円程度）に制限されていますが、デビットカードなら、日本の口座残高分まで上限なく現地通貨を引き出すことができますから、高額の現地通貨が必要な場合にも便利です。

※2020年3月以前に発行した一部のJCBカードは、「Cirrus」マークのあるATMでもご利用いただけます。用可能な海外のATMカード裏面に記載のマークを確認ください。
※ATMごとに一日当たりの引き出し上限額が設定されている場合があります。
※キャッシング機能はついていませんので、口座残高以上の金額を引き出すことはできません。

３．利用金額は即時引き落としされます

後払いのクレジットカードとは異なり、お支払い金額が即時に預金口座から引き落とされ、お支払い回数は1回のみ（一括）での利用となります。

４．限度額以上に買い物できないから安心

利用限度額は原則、口座残高が上限となり、使いすぎる心配はありません。カードによってご自身で利用限度額を設定することもできます。

５．支出管理がより容易に

大半の発行会社は、利用の都度、会員が登録したメールアドレスに利用通知メールが来るので、いつでもご利用状況を把握でき、万が一の不正利用の早期発見にもつながります。ご利用状況は、会員専用WEBで確認できるので、日々の支出管理も容易です。

※一部の加盟店でのご利用時に、「カードご利用通知」が届かない場合があります。

６．クレジットカードと同様のセキュリティ（盗難・紛失補償）

万が一カードを紛失、盗難または不正使用されても、カード発行金融機関が課す条件（※）を満たせば、不正利用された分についてはカード所有者は責任を負いません。

※ATM現金取引や暗証番号入力してのショッピングは補償の対象となりません。
※詳しい条件および制限等については、カード発行金融機関にご確認ください。

７．現金払いより便利でおトク

クレジットカード同様に使えるので、かさばる現金を持ちある必要がありません。また、利用金額に応じて、キャッシュバックや特典ポイントが付与されるので、現金払いよりお得です。

８．クレジットカードよりお得な場合も

デビットカードのキャッシュバックやポイント還元率はクレジットカードより低いのが一般的です。ところが、店頭では、現金およびデビット払いなら10％OFF、クレジットカードなら割引なし、といったセールス体系をとっている場合があります（とくに海外では多い）ので、ショッピングの割引でもかえって有利となる場合もあります。

９．ショッピング保険がついてくる場合も

デビットカードによってはデビットカード払いでの購入を対象にショッピング保険がついている場合もあります。

１０．高校生でもつくれます

大半のデビットカードは満15〜16歳以上の方であれば、高校生であっても、銀行口座を開設し、デビッドカードをつくることができます。

１１．海外留学

日本のデビットカード発行銀行の口座にお金を入金すると、海外でもデビットカードで買い物やATMから現地通貨を引き出すことができるため、海外送金や海外の銀行に口座を開設する必要がありません。利用限度額は口座の残高、または予め設定した金額までなので、お子様が海外でお金を使いすぎることもなく、安心です。

１２．ETCカードや「iD」、QUICPayは作れません

デビットカードはクレジットカードではありません。デビットカードに紐づけして、ETCカードや「iD」・QUICPayといった追加カードを申し込むことはできません。

●J-Debitとの違い

J-Debitサービスは、利用すると即時に口座引落される点では、Visa／JCBデビットと同一です。

VisaデビットやJCBデビットは、金融機関から新たに専用のカードを発行してもらう必要がありますが、J-Debitサービスはすでに発行されている金融機関の通常のキャッシュカードをそのまま利用できるのがメリットです。

ただし、J-debitが使えるJ-debit加盟店は全国約25万ヵ所（2005年3月末日現在）に限られるため、国内外の3000万店舗以上の加盟店が利用対象となるVisaデビットやJCBデビットとは利便性でまったく歯が立ちません。海外ATMでの現地通貨引き出しもできません。

また、J-Debitには、ポイントサービスやショッピング保険、盗難紛失補償、利用通知メールといったサービスも付帯していません。

●国際キャッシュカードとの違い

デビットカードも国際キャッシュカードも、銀行口座開設者に対して発行されるカードであり、いずれもクレジットカードのような入会審査はありません。満15〜16歳以上の方なら高校生でもつくることができます。

国際キャッシュカードは国内ATMで現金を引き出しにくわえ、VISA/PLUSマークやMastercard／Cirrusマークのある海外ATMでの現地通貨を引き出しサービスがセットされたキャッシュカードです。
あくまでもキャッシュカードですので、海外でのショッピング利用には使えません。

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