クレジットカードの動向

株式会社ジェーシービーが実施した約2,500名の一般消費者を対象とした「クレジットカードに関する総合調査 2006年度版」の調査結果からみる、クレジットカード利用や入会動機の動向など。

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クレジットカードの動向



クレジットカード業界最大手の株式会社ジェーシービーは2000年以降、毎年、一般消費者を対象とした「クレジットカードに関する総合調査」を実施しており、2004年以降はその調査結果を公表しています。このページでは、JCBが2006年12月に公表した、「クレジットカードに関する総合調査 2006年度版」の調査結果をご紹介しています。なお、アンケート調査は、2006年7月、北海道圏・首都圏・東海圏・近畿圏・九州圏の全国5エリアで、層別無作為抽出された約2,500名の20〜60代男女一般消費者を対象に実施されました。

調査結果の総括として、JCBは、
クレジットカードを保有している人の割合は80%台中盤と、上昇を続けてきた昨年までの状況から、ほぼ横ばいに転じ、飽和状態に近づきつつあると考えられる。
但し、一人あたりの保有枚数は、いまだ増加基調にあり、今年は3.3枚に達するが、実際に持ち歩クレジットカードの枚数(携帯枚数)は、昨年・一昨年と大きな変化はなく、消費者がカードの選別を行っている様子がうかがえる。
また、一人あたりの保有枚数の増加については、クレジットカードの種類の増加と同時に、消費者の利用方法の多様化が進んでいると考えられる。」

とし、クレジットカードの利用方法としては、
「一番よく使うカードの利用頻度、利用金額の伸びは、全体よりも大きく、昨年に引き続き、メインカードへの利用シフトは進んでいる。」と指摘している。

メインカード化について

なお、メインカード化は、クレジットカード業界にとって、近年の主要課題となっています。日本総研は「アメリカ・クレジット・カード業界における会員維持およびメイン・カード化策」と題したレポート(2006年8月1日発表)では、
「クレジット・カードの取得が容易になるなかで、消費者の間でカードを次々と乗り換えたり、カードを複数枚保有する動きが活発化している。カード会社としては、いくら発行枚数を増やしても、その一方で解約率が高い、あるいはカードの稼働率が低い場合には十分な収益を上げることはできない。そこで各社ともカード会員の維持および自社カードのメイン・カード化に向けて従来にも増して知恵を絞る必要が生じている。ETCカードの積極的な販促活動、公共料金のカード決済サービスの提供、利用額に応じたボーナス・ポイントの付与などがそうした取り組みの例である。」


「クレジットカードに関する総合調査2006年度版」

以下、JCBが発表した「クレジットカードに関する総合調査2006年度版」をまとめてみました。より詳しい調査結果はこちら>>
1.クレジットカード保有率
クレジットカードの保有率は、全体(83.8%)に比べ、20代は男性68.5%、女性78.1%と、いずれも低い。これに対し、40代男性、30〜40代女性は高く、9割を超える。

クレジットカード保有率
男性 年代 女性
68.5% 20代 78.1%
84.7% 30代 90.6%
90.2% 40代 94.1%
86.9% 50代 84.0%
86.6% 60代 76.6%

2.クレジットカード保有・携帯枚数
平均保有枚数は3.3枚(2004年2.9枚、2005年3.0枚)と年々増加。年代別では、40代の平均保有枚数は、男女とも4枚に達する。一方、20代の保有枚数は、男性2.3枚、女性2.7枚に留まる。

平均携帯枚数(持ち歩いているクレジットカードの枚数)は、2004年、2005年ともに1.9枚。2006年2.0枚と、経年での変化は見られず。

3.クレジットカード利用頻度・利用金額
利用金額、頻度ともにメインカード化(一番多く使うカードへの利用の集中)が進んでいます
2004年 2005年 2006年
月平均
利用頻度
月平均
利用金額
月平均
利用頻度
月平均
利用金額
月平均
利用頻度
月平均
利用金額
1番多く使うカード 3.3回 25,478円 3.5回 32.533円 3.7回 34,762円
2番目に多く使うカード 1.4回 9,040円 1.5回 12,446円 1.5回 12,649円
3番目に多く使うカード 0.7回 6,896円 1.0回 8,734円 1.0回 7,463円
1番多く使うカードの月平均利用頻度は3.7回(2004年の3.3回、2005年3.5回)で、年々増加傾向。
2番目に多く使うカードの月平均利用頻度は1.5回(2004年の1.4回、2005年1.5回)でほぼ横ばい。
3番目に多く使うカードの月平均利用頻度は1.0回(2004年の0.7回、2005年1.0回)で、増加傾向が鈍化。

4.クレジットカード利用理由
1位. 「現金を持たなくても買い物ができる」55.0%(60.1%)
2位 「ポイントやマイレージのサービスがある」48.6%(48.1%)
3位 「不意の出費に備えて」39.7%(42.1%)
4位 「海外での決済で便利」26.1%(31.3%)
5位 「高価な商品をその場で購入できる」24.5%(24.5%)
6位 「優待・割引サービスがうけれらる」24.2%(29.4%)
※カッコ内は2005年の数値

5.月平均生活費とクレジットカード利用額
全体 既婚
20-30代
既婚
40-50代
既婚
60代
未婚
20代
未婚
30代
未婚
40代以上
月平均生活費[万円] 26.0 26.3 30.0 25.6 17.6 23.8 19.8
月平均カード利用金額[万円] 4.6 4.5 5.4 3.5 3.8 4.3 4.9

6.支出に関する意識・実態
「1年前より支出が増えたもの」 順位 「今後、支出が増えそうなもの」
ガソリンスタンド 35.4% 1位 旅行 26.8%
携帯電話料金 34.3% 2位 ガソリンスタンド 26.2%
飲食店 21.2% 3位 家電量販店 23.3%
スーパーマーケット 21.0% 4位 自動車購入 18.5%
旅行 17.6% 5位 携帯電話料金 17.7%
家電量販店 17.1% 6位 スーパーマーケット 16.3%
プロバイダー料金 12.8% 7位 飲食店 16.1%
コンビニエンスストア 12.8% 8位 住宅 14.5%
オンラインショッピング 11.8% 9位 オンラインショッピング 10.8%
自動車購入 10.1% 10位 プロバイダー料金 10.1%
百貨店 9.4% 11位 百貨店 7.7%
住宅 6.2% 12位 コンビニエンスストア 7.3%

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最終更新: Feb 22, 2008 My Yahoo!に追加
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